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三重県で『相続税申告、相続相談に対応の税理士』15件を紹介。

三重県における相続時の注意点とは?

三重県の地価はこの10年間で約4%程度の下落と横ばいに近い水準ですが、四日市市や津市中心部、さらに観光需要が強い伊勢市や志摩市では堅調に推移している地点もあり、商業需要や住宅需要が集まるため、相続時には不動産評価額が高く算定されやすく、相続税負担が想定以上に増えるリスクがあります。特に伊勢神宮を擁する伊勢市周辺や観光地の志摩市では、地価が底堅く推移しているため注意が必要です。

一方で、郊外では評価額が低くなるケースが多く、県北部や中山間地域では地価下落が続いています。こうした地域では山林を所有している方も少なくありません。山林を相続する場合の注意点として、維持管理の手間や固定資産税がかかる一方で収益性は低く、買い手が見つからず売却できないケースも珍しくありません。もちろん、相続すれば相続税の対象になります。対処法の一つとして相続放棄がありますが、この場合は山林以外の財産も放棄する必要があります。また、相続後に相続土地国庫帰属制度を利用し国に引き取ってもらう方法もありますが、この場合も審査費用や土地の性質に応じた追加費用が発生します。どの方法が将来的に得策となるかは、専門家に相談して判断することをおすすめします。

以下に三重県で相続の申告に対応している税理士をまとめました。